思いもよらない人生なんて

東京で生まれて、埼玉で育ち。東京に学び、東京で働く僕は、関東からも出ず、大きい会社に勤めて平凡に生きている(ように見えるよね)。だから周囲からも「(おまえの人生の)先は見えたな」なんて、冗談なのか冗談じゃないのかわからないピリッとした言葉をかけられたりするんだけど...

とある人が僕にこんなメールをくれた。
「サラリーマン素敵!思いもよらない人生なんて楽し過ぎ!」
ハッとした。
言葉の力はすごい。
「思いもよらない人生」を楽しむ...か!
「次の仕事も精一杯やるんだ」としか考えてなかった僕にはまさにぴったりの言葉で、いろんな覚悟がつくきっかけになった。

24日に辞令。中国支店からお誘いを受け、5月からは広島で働きます!

僕には今の会社でやりたいことがあって、今まで企画部で(何度かココロが折れながら)力を入れて取り組んできた仕事は、今後も取り組んでいきたいおっきな仕事の一部分なのだった。それを進めていくためには地方勤務の経験も必要なのは分かっていたので、「もぅなんでもやるぜ!」と公言してはいたものの、実際3月頃に広島行きを伝えられた時はびっくりしたものでした。
会社は怖えーな、と。サラリーマンは大変だ、と。
でも、さっきのメールや、いろんな人からの激励をたくさんもらい、そんな気持ちはふっ飛んでます。今は広島で「あれしたい、これもしたい」が一杯だ!
でも...、きっとそんな思いとはまったく別の、思いもよらない人生が広島で待っているのでしょう。
そうだ、サラリーマンって素敵だぞ。いままでの仕事だって、素晴らしい上司と先輩、同僚に囲まれ、良い仕事を思いっ切りできてきてたし、そんな上司にいろいろ考えてもらった転勤先が広島なんだし。
楽しみだ! 楽しんできます!

もぅかれこれ10年も前から僕の背中を押し続けてくれる曲を聞きながら、今日から引越し準備スタートです。
主題歌」。なんていいタイトルだろう。
♪『見えない方へ 見えない方へ 進んでくんだっ!僕は絶対迷わない 十年前の僕も言いそうだ』
(主題歌/中村一義)